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コルクBooks公式のお題:クリスマスの黒歴史 #withnews
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#クリスマスの黒歴史 #withnews

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27日前 コルクBooks公式

朝日新聞社が運営するSNS に敏感なスマホ世代に向けた総合ニュースサイト「withnews」。withnewsでは、「“気になる” 話題を、もっとおもしろく」をテーマに、新聞記者が...

39ラリー

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コラム
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さてさて苦々しい季節になって来ました、クリスマスに何の価値も見出さないマン(詳しくは前回の寸評を) @SHARP_JP です。いかがお過ごしもなにもないですよね。ただの師走です。これは私が歳をとったからか、それとも時代が内省的になったのか、いまいちよくわかりませんが、さいきんクリスマスというイベントが、さほどもて囃されなくなった気がしませんか。しませんか。そうですか。


平成最後のクリスマスというような煽りも聞かないし、かつてはマーケティングとタッグを組み、われわれにモテるモテないを突きつけてきた、扇情的な要素が効力を失いつつあるのかなとも思うものの、それでもやっぱり、クリスマスはリア充の象徴だ。それはまた、非リア充の呪詛が溜め込まれる日でもある。ただね、私はだんだん思うのです。リア充と非リア充は、はたして対立する属性なのか。けっきょくのところ、みんな非リア充を基礎に、毎日ささやかなリア充を積み立てたり、リア充を目指しているだけなんじゃないかと。


みなさん、Facebookやインスタ見ますか。そこでなにを見てますか。私なんか時々、友人知人の近況に詳しくなりすぎて、空恐ろしくなる時があります。あの人がきのう食ったラーメン、きょう食ったカレー。同僚がこぞって乾杯するなにかの打ち上げや呑み会。アイツが行った週末のBBQ。ラン。キャンプ。お買い物。私の脳には止めどなく友人知人のリア充が流れ込んでくる。そしてそれはたいてい、いやほとんどの場合、「私以外」が充している様子なのだ。BBQの集合写真も、乾杯の写真も、ランチの皿の向こう側にも、私はいない。


SNSとくくってしまうと乱暴かもしれないけど、友人知人とかんたんに繋がるツールは、結果的に「自身の不在」を浮き彫りにしたのではないか。そもそもスマホが、ひとりっきりで使うものだ。スマホでSNSを見ることは、自分の孤独を覗き込むことのような気さえしてくる。たぶん、スマホとSNSを手にしたわれわれは、全員残らず、心が非リア充になってしまったのだ。いやまあ極論なんですけど。


生命力吸収スイッチ(にしもとのりあき 著)


みなさん、最後まで読みましたよね。どうですか、共感しますか。私はします。するさ。冒頭の生命を感じさせない目が、自分を消さざるをえないあの日を雄弁に物語る。だが主人公は、電話でペコペコ謝る会社員を目に捉えたことをきっかけに、ターゲットであるリア充から目をそらし、街のあちらこちら、各自の持ち場で淡々と奮闘する人々の存在に気づく。


だれかのためにもくもくと働く姿に、いつしか主人公は自分を重ね、仲間を応援する気持ちでエールを送る。みんながんばってる。ひとりじゃない。さびしくない。ふつうはここで物語は終わる。私もいい話を読ませてもらったと、ここまで読んだ時間の回収にかかる。


だが終わらない。リア充と非リア充の話はそんな大団円はしない。電話で詰められていた気の毒な会社員に、待ち人が現れる。おそらく恋人だ。彼はあっち側だった。主人公の目は2度死ぬ。そのリアリティ。リア充をカウントする主人公の仕事は、世界を2つの属性に仕分けることだ。だけど世界はたぶん、そう単純でない。同じ人間の中でも、リア充と非リア充は共存しえるし、なんなら瞬間的に入れ替わることだってある。たぶんそれがスマホを手にした、いまのわれわれの姿なのかも。


鍵は、みんな非リア充だという前提に立つことなんじゃないか。みんな少しずつ、ずっと寂しい。だからその孤独を了解しつつ、友人知人をもう一度見てみる。そして寄り添うように、ふたたびコミュニケーションを試みる。そういう心持ちで、今年のクリスマスは過ごしませんか。それでも暗い気持ちや呪詛がむくむく頭をもたげるなら、このマンガをもう一度読み、裏アカにでもツイートすればいい。なんなら私にリプしてもいいよ。解決はできないけど、受け止めることくらいはできる。伏し目がちに、メリークリスマス。

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マンガ

私の中のオタ要素を解放するとこんな感じです。無害を心がけています。

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ちえむ(Chiem)さんのラリー・マンガ:イブのオタけび0
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5日前
こういう感情が独身男女のリアルですね笑

5日前

そうですね〜。2次元か3次元か?みたいな二者択一じゃなくても、相手の好みを温かく見守れる人とカップルになればいいと思いますね(^^)。
ちえむ(Chiem) 作者   いいね 0  
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マンガ
akisato
10日前

冬になるとサンタより園長を思い出すこの頃です。


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akisatoさんのラリー・マンガ:サンタの思い出0
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コラム
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おいおい12月に入りました。じっと手を見る @SHARP_JP です。いったいなんだ、もう12月って。私なんかほぼ毎日、仕事でツイートしているわけですから、1日1日を刻む感覚がふつうの人より強い方だと思うけど、光陰矢の如しどころか、2018年のサイコロ振って3マス進んだらもうゴール、みたいな感覚です。毎日ひいこら生きてきたはずなのに、あまりに冗長な日々だからと1年をばっさり編集されてしまったように、途中の記憶がほぼない。こわい。


ところで私は、インコを飼っているのですが、インコはほんとうに生活が規則正しい。日の出日の入りに同期したその規則正しさは、どんより日々を暮らす私に安心感をもたらしてくれるけど、インコ本人は1年というサイクルをどう思っているのだろう。動物には過去現在未来という時間の概念がないと聞きますが、もしそうだとしても、インコなりの規則正しさで、のっぺりした私の毎日を見つめ、私の代わりに365回のふれあいをカウントしてほしいと思う。できるなら私が死ぬまで毎年。


また居酒屋zoo(丸山ミユ 著)



今回はとても不思議な作品です。いや不思議でもないか。このマンガ(居酒屋zooというシリーズ)では、キリン、チーター、ウサギ、アヒルやライオンなど、つまりわれわれにもおなじみの、動物園に暮らす動物たちが夜な夜な居酒屋に集まり、愚痴やよしなし事を語り合う。一見不思議なシチュエーションですが、話す内容やクダを巻く姿はほぼ、会社であくせく働くわれわれだ。そう思えばなんの不思議もないし、言うならば動物園で実直に働く動物たちこそ、文字どおりの「社畜」に見えて、ねぎらいの気持ちも湧き上がってくる。


そしてこの作品で特筆すべきは、動物園を訪れる人間を、動物たちが「マン」と呼称することです。往々にしてなんらかの仲間内ではスラングが発生し、その符号を使うことが仲間の証明にもなるのですが、動物園の動物たちは人のことを、ニンゲンでもなく、ヒューマンでもなく、マンと呼ぶ。われわれヒト科がその字義のみを追えば、雌雄の片方しか表現できていない不完全な呼称が、いかにも異種から見た群れの名付けを感じさせ、ほんとうに動物たちがこのスラングで会話しているようで、私はわくわくしてしまう。


当たり前ですが、動物園に赴き動物を見る私たちもまた、檻の向こうから動物にじっと見られているわけですよね。向こうから見つめる動物は、われわれ人間の個体差を気にするいわれもなく、ただただ「マン」の生態として、冷静にわれわれを観察する。マンの個体差、つまり私たちが個性と思うあれこれを動物は気にしないし、だからこそ逆に、マンの大きな差異が鮮やかに際立つのでしょう。つまり12月のわれわれの生態は「クリスマスにおどるマン」と「クリスマスに何の価値も見出さないマン」に大きく分かれるのだ。


例えばわれわれは、リア充と非リア充を二項対立で語りがちですが、もし動物のまなざしから判定すると、それは優劣でなく、ただの違いでしかない。もしそんなフラットな違いなら、リアだろうが非リアだろうが、自分の属性をすんなり受け入れられそうな気がしてくるから不思議です。


私も飼っているインコから、そんな異種ならではのまなざしを向けられていると思えば、なぜかよりいっそう、動物と暮らす愛おしさが増すように思えるのです。ちょっと気がはやいですが、みなさんよいクリスマスを。動物はあなたのそばで、いつも淡々と暮らしているよ。

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11日前
「マン」という言葉の説明もなく、自然に動物たちが使っているだけでそれが何を指しているのかが分かる。そういう細かい言葉のセンスも漫画を面白くする大事な要素なんだなと思わされました。SHARPさんも丸山さんもすごい。
ケン   いいね 5  

10日前

ありがとうございます。私も改めて言葉の重要さをおもいしりました!
11日前
まさに『マン』ってつけることで、心にすっと入ってきますよね。
動物と暮らしたいな、インコいいなって思える素敵な寸評でした!

10日前

インコってすごいですよね。神秘です!
10日前
ありがとうございます。今後このシリーズをどう連続で描いていくのかを考えていたところなので、本当にグッドタイミングで感謝しています。属したくないと思いながら属さなければ生きていけないzooの皆は私達とプチ共通してますよね。インコさんの規則正しさが興味深いです!

9日前

むしろ歳時記のように読みたいです。動物の語らいが、結果人間の日常の営みを浮き彫りにするような。
シャープさん 作者   いいね 4  

9日前

確かに、長編で1つのテーマを追うような壮大な物語にはできそうにありません。人間の様々な日常をその都度のんべんだらり語り合う短編集を考えています。檻からは出られないzooの皆のボヤキが愛おしいのでなんとか形にしたいです。お導き感謝します(^○^)
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マンガ
萌えレッド
12日前

アドバイスを頂いたので修正してみた

ついでに仕上げもしたので、若干マシになった気がする・・・

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萌えレッドさんのラリー・マンガ:サンタはつらいよ!(修正&仕上げ版)0 萌えレッドさんのラリー・マンガ:サンタはつらいよ!(修正&仕上げ版)1 萌えレッドさんのラリー・マンガ:サンタはつらいよ!(修正&仕上げ版)2 萌えレッドさんのラリー・マンガ:サンタはつらいよ!(修正&仕上げ版)3
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10日前
位置調整verですね

少しよくなったと思います。

子供の「シャンタしゃん」の前に女性の顔先き見えちゃうのが、もったいないので
大ゴマで女性全身をバン!と見せた方がインパクトがでると思います。その大ゴマ分の枠確保のために前後のコマをうまく削って少ないコマで見せられれば!

10日前

ありがとうございます

大ゴマ・・・ですよね。
課題だらけですが、喫緊の課題はメリハリだと思ってます。

表現をコントロールし、大ゴマも含め映えるページを作っていきたいと思います。
萌えレッド 作者   いいね 1  
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