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#本日のアップデート は、
・お題ページのデザイン調整
・企業向け広告賞品ページの追加
・その他軽微な不具合修正
です。

お題ページを見やすくしてみましたがいかがでしょうか?ご意見頂けたら嬉しいです。
https://t.co/e0LMOXghs8

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いよいよ2月17日に創刊となる共感系漫画雑誌『マンガQ』。それを記念し、創刊号に掲載されているSNS時代の新進気鋭の漫画家6名にインタビューを実施しました!


今回のインタビュー相手は、マンガ『ウサミとカメェ』の作者・こしのりょうさんです。


「自分らしいマンガを描かないといけないと思い続けていたけど、結局マンガは読んだ人がどう感じるかが全て。だから、悩んでいたとしても、アウトプットし続けることが大事」


テレビドラマ化もされた「Ns’あおい」「町医者ジャンボ!!」などの人気マンガを手がけ、現在も「銀行渉外担当 竹中治夫」 「HANA♪うた」を連載中のこしのさん。


長い間、プロの漫画家として作品を作ってきましたが、それでもまだ「自分らしいマンガとは何か?」と悩み続けていたそうです。


しかし、佐渡島さんからのアドバイスにより、コルクBooksへマンガを投稿し始めたことで、自分らしさの輪郭が少しづつ見えてきたと言います。


そんな現在も変化を続けるこしのさんが、マンガQに掲載した『ウサミとカメェ』は、約15年前に漫画家を諦めるかどうかの瀬戸際で描いた作品です。


現在のこしのさんには、『ウサミとカメェ』が、どのように映るのか?

そして、コルクBooksによって生まれた漫画家としての新境地とは?


プロ漫画家としてベテランと呼ばれる領域に入りながらも、常に自分をアップデートし続けようとするこしのりょうさん。SNS時代において、世に熱狂を起こそうとしている漫画家たちの声をお聞きください!


・・・


追い詰められた状況で生まれた『ウサミとカメェ』


ーー 今日はよろしくお願いします。マンガQに掲載されている『ウサミとカメェ』、読ませてもらいました。これは、こしのさんが35歳くらいの時に描かれた作品なんですよね?


こしのさん:そう。これは20代の新人の頃ではなくて、漫画家を諦めるべきかどうかの瀬戸際だった35歳の時に描いたマンガなんだよね。




こしのさん:20歳の時に漫画家としてデビューして、出版社の編集者と打ち合わせをしながらマンガを描いていたんだけど、なかなか上手くいかなくて。大学の卒業記念の時に描いた作品が「ちばてつや賞」に入賞したりもしたんだけどね。だから、普通に会社に就職しながら、一年に一作くらいのペースでマンガを描いていたんですよ。


ーー 兼業漫画家として、20代は過ごされていたんですね。


こしのさん:でも、30歳くらいの時に、作品を連載して単行本として発売できるという話をもらって、会社を辞め、専業漫画家になりました。単行本を出したら、それが売れてプロの漫画家としてやっていけると思っていたんだよね。でも、全然売れなくて、連載もその後上手く行かなくて。子供もいるからさぁ。カミさんから「35歳までに漫画家として芽が出なかったら漫画は辞めなさい」と言われてて。


ーー ギリギリの追い詰められていた状態で、この作品は描かれていたんですか…。


こしのさん:そう。「俺、漫画家として、才能ないのかな」と思って、諦めようと思ったんだけど、諦められなくてね。だから、その時の自分が書ける精一杯の力を出して描いたのが、この『ウサミとカメェ』なんですよ


ーー めちゃくちゃ、思いのこもった作品じゃないですか!ちなみに、今回、改めて手を加えたところはあるんですか?


こしのさん:ほぼないです。セリフに出てくる固有名詞を変えたくらい。イチローやゴジラと書いてあったところを、大谷選手に変えたり。あとは昔のまんまなんですよ。




当時と現在で、作品の見え方が全く変わった!


ーー 現在のこしのさんから見て、『ウサミとカメェ』はどういう風に映りましたか?


こしのさん:すごく久しぶりに見て、「あっ。俺、こんな漫画描けてたんだぁ…」って感じかな(笑)


ーー それは、どういう意味なんでしょうか?(笑)。


こしのさん:すごく王道マンガじゃないですか。ヒロイン役の女の子がいて、主人公が努力して、競い合って。しかも高校生の話でしょ。35歳の時に、高校生のマンガを描いていたんだなぁって。多分、この作品以降、青年が主人公のマンガってずっと描いてないですよ。今、描いてマンガはおじさんばっかりでてきますからね(笑)。


ーー このマンガは『ウサギとカメ』の寓話のように、天才的な野球選手である宇佐美と、努力をしながらなんとか宇佐美に近づこうとする亀江の物語ですが、この物語に込めた想いとは、どういったものなんでしょうか?




こしのさん:亀江が倒れても、また立ち上がるところを描きたかったんです。努力しても、努力しても報われない亀江に当時の自分を重ねてたんですよね。でも、今になって読み直してみると、感情移入をするのは、宇佐美なんだよなぁ…


ーー それはどういう心境の変化があったんでしょうか?


こしのさん:宇佐美が亀江に勝つために嘘をつくシーンがすごく良いと思ってて、勝ち続けるためには、そういう小狡いところも必要だと思うんだよね。それは、売れる漫画家であり続けるために、自分も小狡い部分も持ちながらやってきている感覚が自分の中であるからかもしれない(笑)


ーー なるほど(笑)。作者であっても、自分の立場が変わると作品の見え方が変わるって、面白いですね。

こしのさん:そうだね。今なら宇佐美目線でマンガが描けそうな気がしますよ。


ーー 次のマンガQで、書き下ろして欲しいです(笑)


こしのさん:ありかもね。「宇佐美のその後」とかね。



自分がわかると、マンガが描ける!自分を知れ。


ーー ここからはコルクBooksについて話を伺っていきたいのですが、こしのさんはコルクBooksが立ち上がった一年前から、ずっとマンガを投稿されていますよね?


こしのさん:そうですね。でも、コルクBooksはこの一年間でものすごく成長したと思いますよ。ふむさんもそうだし、やじまさんも。日々の投稿だけ見ると、そんなに変わってない感じがするかもしれないけど、一年間で見ると、めちゃくちゃ成長してるんですよ!


ーー おぉ。プロの漫画家から見ても、そう見えるんですね!


こしのさん:多分、俺が30歳から35歳までの5年間かけてやってきたことを、1年でやりとげてるというか、それ以上に成長しているかもしれない。


ーー こしのさんから見て、何が成長の要因だと思われますか?


こしのさん日々マンガを書いて投稿して、フィードバックをもらう。やっぱり、この繰り返しが本当に大事なんじゃないかな。あんまりみんな気づいてないけど。本当にマンガの腕を磨きたいと思ったら、正直、コルクBooksに投稿し続けることに集中するだけで良いと思うくらい。

ーー こしのさん自身も、変わった部分は大きいですか?


こしのさん:変わりましたね。何が変わったって、自分の思考が深まってくるんですよ。マンガを書こうと思うと、「自分って何?」というのを考える時間が必要になってきて、そういうのを続けると自分がわかりやすくなるんですよ。そして、自分がわかると、マンガが描けるんです


ーー 「自分がわかると、マンガが描ける」ですか?


こしのさん:例えば、ONE PIECEとかを見て憧れる気持ちもあるんだけど、そういうマンガを描きたくて漫画家をやっているわけじゃないんだよね。でも、「自分って、どんなマンガが描きたいんだっけ?」と考えてみても、よくわからない。


ーー 描きたいものを探すことが、そもそも大変なんですね。


こしのさん:でも、例えば、「この時って、どういう感情でしたか?」というお題をもらって、自分のことを振り返って考えてみるじゃん。そうして、「あぁ…。あの時の俺、こんな感情だったなぁ…」とわかると、その感情をマンガで描いてみたくなるんだよね


ーー なるほど。そこで、自分が描きたいものがわかると。


こしのさん:そう。それに、そうしていったほうが、自分の個性が出た良いマンガが描けるんじゃないかと思うんだよ。だから、コルクBooksで投稿を続けることで、自分がどこまで変われるのかを見てみたいんだよね。



悩む暇があったら、どんどん描いてアウトプットし続けろ!


ーー 最後に、こしのさんの、この先の漫画家としての展望をお聞かせいただけますか?


こしのさん:なんかねぇ、ヒットを飛ばしたいというのはあるんですけど。なんだろうなぁ。もうちょっと、自分らしいマンガを描きたいというのが一番かなぁ


ーー コルクBooksに投稿を続けることで、自分がわかりやすくなってきたとのことですが、何が自分らしいと思いますか?

こしのさん:正直、まだわかんない。今、書いているのも自分のことを書いているから、自分らしいと思うんですけど、もっとあるのかなぁ…とか思ったりもしてて。ただ、多くの人に読んでもらいたいという想いは強いんですよ。俺、学生の頃からマンガに助けられたみたいなのばっかりだったから、自分のマンガを読んで元気になれる人がいっぱいいれば良いなぁとは思っているんだよねぇ。


ーー 自分らしさへのモヤモヤが強いということなんでしょうかね。


こしのさん:そう。俺、正直いつもモヤモヤしてるんですよ。でも、このモヤモヤがなくなっちゃったら、描けなくなっちゃうのかなとも思っていて。なんだろうねぇ、不思議。


ーー この自分らしさへのモヤモヤと付き合っていくことが漫画家として大切なのかも知れませんね。


こしのさん:そうかもね。多分、自分はこういう奴だと割り切れちゃったら、面白いマンガはきっと生まれなくて、「こうかもしれないなぁ…。ああかもしれないなぁ…」とクヨクヨ悩みながら書いたほうが、多分面白いマンガになるんじゃないかなぁ


ーー なるほど。


こしのさん:だから、「自分らしいマンガって何だろう?」と悩む暇があったら、どんどん描き続けてアウトプットしていっがほうが良いと最近思うんだよね。コルクBooksのお題について考えてみて、投稿して色んな人からフィードバックをもらって。そうすることで、漫画家として確実に成長できると思うから。


ーー アウトプットし続けることが大事ということですね。わかりました!今日はありがとうございます。これからの作品も期待しています!



・・・


以上、『マンガQ』に掲載されているマンガ『ウサミとカメェ』の作者・こしのりょうさんへのインタビューをお届けしました。


多くの連載マンガをもち、プロの漫画家として活躍しながらも、自分をアップデートし続けるこしのさん。自分らしさと格闘しながら、どんな作品をこれから届けてくれるのかが、楽しみです!


こしのりょうさんのコルクBooksアカウントはこちら。Twitterアカウントはこちら。また、noteのアカウントはこちらです。


是非、マンガQを手に取り、マンガ『ウサミとカメェ』を読んでいただきたいです!そして、こしのりょうさんの、これからの活躍に注目ください!



聞き手&執筆・井手桂司


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いよいよ2月17日に創刊となる共感系漫画雑誌『マンガQ』。それを記念し、創刊号に掲載されているSNS時代の新進気鋭の漫画家6名にインタビューを実施しました!


今回のインタビュー相手は、マンガ『くまちゃんのブックトラック』『映子ちゃんと牧村くん』の作者・やじまけんじさんです。


「佐渡島さんから『自分の知っている感情を書かないとダメだよ』というアドバイスをもらい、感情を知るとはどういうことかを考えながらやってきました」


Twitterのフォロワー数がもうすぐで5万人。Twitterに投稿すると毎回数千件の「ふぁぼ」がつく人気シリーズとなった「#くまちゃんのどうぶつ通訳」「#しんぱいいぬ」をてがけるやじまさん。


以前からTwitterやnoteでマンガを日常的に投稿していましたが、Twitterのフォロワー数が急激に伸びたのは、コルクBooksに漫画を投稿し始めてからのことでした。


その背景には、コルクBooksに投稿した作品に寄せられるコメントから得たものが大きく、特にコルク代表の佐渡島さんからのアドバイスが大きなキッカケだったとやじまさんは言います。


やじまさんに影響を与えた佐渡島さんのアドバイスとは何なのか? 

そして、これからやじまさんが目指す漫画家像とは?


ファンとのつながりを大切にし、フォロワーを増やし続けるやじまけんじさん。SNS時代において、世に熱狂を起こそうとしている漫画家たちの声をお聞きください!


・・・


動物も描きたいけど、人間ドラマも描いていきたい!


ーー 今日はよろしくお願いします。マンガQに掲載されている2作品、読ませてもらいました!『映子ちゃんと牧村くん』はコルクBooksでも連載されてましたよね。


やじまさん:はい。もともと、このシリーズは練習をかねて投稿していたんですけれども、マンガQで描くということになったので、一本の漫画に整理してみようと思い、今回書き下ろしました。




ーー 『映子ちゃんと牧村くん』シリーズは、コルクBooksでもすごく反響ありましたし、今回の書き下ろしを喜ぶ人が多そうですね。ちなみに、見どころは?


やじまさん:やっぱり、映子ちゃんの妄想の部分です。何かとホラー映画やSF映画のシーンを勝手に妄想するんですけど、そこが一番の見どころになるように描きました。


ーー 今回も、映子ちゃんの妄想力は凄かったです(笑)


やじまさん:あとは、相手役の牧村くんの無愛想っぷりですね。


ーー 確かに、映子ちゃんに妄想させる隙間を与えまくってますよね。


やじまさん:そうなんです。いまいち、どういう奴なのかわからないようにしました(笑)。あとは、映画の小ネタみたいなのを散りばめているので、映画好きの人に楽しんでもらえると嬉しいですね。


ーー 今回のマンガQだと、くまちゃんと映子ちゃん達が並んで掲載されていて、やじまさんの漫画家としてバラエティを感じたんですが、やじまさんとしてはいかがですか?




やじまさん:やっぱり、2つ並べて見ると作風にバラツキがありますよね(笑)


ーー はい(笑)。すごく可愛らしいのと、シュールな世界観のものとが並んでいて、面白いとなぁと。


やじまさん自分の中では動物みたいな丸っこいものを描きたいという気持ちと、人間のドラマを描きたい気持ちの両方があるんですよ。それが同時にやれたらいいんですけど、動物がちょっとでも入ってくると、それに合わせて世界観が変わるので難しいんですよね。だから、どうしても作風にバラツキが生まれてしまう。


ーー でも、やじまさんといえば、「くまちゃん」や「しんぱいいぬ」というイメージを持たれている人からすると、くまちゃんの後に映子ちゃんが入るのは新鮮で良いかもしれないですね。


やじまさん:そうであったら嬉しいですね。可愛いのを読みたかったという人は、すみません(笑)



自分の知っている感情を書かないとダメ!


ーー ここからは、コルクBooksについて話を伺っていきたいのですが、やじまさんがコルクBooksで漫画を描き始めたはいつくらいですか?


やじまさん:昨年の6月からなので、約8ヶ月くらいですかね。


ーー やじまさんが投稿し始めた初期の頃に描かれていた、さらけ出しシリーズ「自分、天才だと思ってました」が、すごく好きなんですよ!やじまさんの現在に至るまでの経緯も知れて。




《自分、天才だと思ってました。シリーズ》

その1その2その3その4

その5その6その7


やじまさん:ありがとうございます(笑)


ーー このさらけ出しから始まって、夫婦のドラマなどのエッセイがあり、「しんぱいいぬ」や「くまちゃん」もあり、様々なタイプの漫画を投稿されている印象があるのですが、コルクBooksに連載する中で、自分が変わったと思う部分はどこらへんですか?


やじまさん:そうですね。受けそうなものを描くのではなく、自分が良いと思ったものを描くことに変わってきたところですかね。


ーー なるほど。


やじまさん:以前は、いかにバズるかという視点でマンガを描いていました。だけど、コルクBooksで描くようになり、佐渡島さんや、萬田さんや、こしの先生方にアドバイスをいただいて、まず自分の描きたい感情をマンガにすることを意識することが大切だと思うようになったんです。


ーー やじまさんが特に印象に残っているアドバイスってありますか?


やじまさん:一番は、佐渡島さんの「自分の知っている感情を書かないとダメだよ」ということですね。感情を知るとはどういうことだろうと、すごく考えました。


ーー やじまさんにとって、どういう理解になっていますか?


やじまさん:例えば、僕みたいな駆け出しの漫画家と上場企業の経営者みたいな、全然違う環境や立場の人がいたとするじゃないですか。でも、シチュエーションは違くても、抽象的に考えると、似たような感情を感じていることもあったりする。それが感情を知るということだと、佐渡島さんから聞いてすごく腑に落ちました。


ーー なるほど。そうすると、自分の感情をまずは知るということで、『自分、天才だと思ってました。』シリーズで、自身のこれまでの感情について描かれていたんですね。


やじまさん:そうです。自分のことを描く時には、自分の知ってる感情しか描けないので、そこから始めた方が良いかのかなと思って描きました。


ーー 『しんぱいいぬ』を読んでみても、キャラクターは動物だけど、「この気持ち、わかる!」といったことが多いと感じていたんですが、そういう意識から生まれているのかもしれないですね。


やじまさん:だと思いますね。


ーー ちなみに、自分の知っている感情を動物の世界に転換するにあたって、こだわっていることや、苦労されていることってありますか?


やじまさん:どうですかね。僕が動物を描くときは動物の習性とか割と無視しちゃっているので(笑)。最低限、犬はチョコを食べちゃダメとかそういうことは守ろうと思ってますけど、そもそも歩いちゃったりしてますからね。動物なんだけど人間みたいな感じで考えて描いているのかなぁと思います。



自分のメディアを軸とした、SNS時代の新しい漫画家を目指す!


ーー やじまさんから見て、どういう人にコルクBooksは向いていると思いますか?


やじまさんマンガを描きたいんだけど、何を描いて良いかわからないという人には向いていると思います。


ーー なるほど。


やじまさん:もともとTwitterやnoteに、マンガを毎日投稿していたんですけど、そこでは「いいね」とか「かわいい」といったコメントはいただけてすごく励みになっています。

ですが、「こうしたら、もっとよくなる」というガッツリとした編集コメントや反応がもらえるのはコルクBooksだけなんですよね。


ーー 確かに。Twitterとかで、肉厚なフィードバックコメントとか届いた逆に怖いですもんね(笑)


やじまさん:それと、お題があるのがいいですね。マンガを描くというと、すごいものを描かないといけない気がしてくるので、お題があると気軽に描きやすいと思います。それに、賞金がもらえるお題もあるし、「どうしたら読まれるかなぁ」と考えながらやると良いかもしれないですね。


ーー そうですね。最後に、やじまさんの漫画家としての展望をお聞かせいただいても良いですか?


やじまさん:まだ、具体的なイメージは決めていないんですけど、ただ、これからはTwitterやnoteなどで発表しながら、他の掲載メディアに依存せずに、自分のメディアでファンとのつながりを築いていくことが大切なのかなと思ってます。そこを起点に他の媒体や、リアルな接点をつくっていく新しい時代の漫画家になりたいと思っています。


ーー やじまさんのTwitterやnoteはフォロワーがどんどん増えてますが、そこをまずは大切に育てていきたいって感じですかね?


やじまさん:そうですね。そこを入り口に多くの方に作品に触れてもらって、楽しんでいただけるようにしたいですね。だから、今はそこでの発信をしっかりとやっていこうと思っています。


ーー これからの投稿も楽しみにしています。今日はありがとうございました!



・・・


以上、『マンガQ』に掲載されている『くまちゃんのブックトラック』『映子ちゃんと牧村くん』の作者・やじまけんじさんへのインタビューをお届けしました。


フィードバックをもらいながらマンガを投稿し、その独自の世界観からファンが増え続けるやじまけんじさん。SNS時代の新しい漫画家として、どのような活躍をこれから見せていくのか、楽しみです!


やじまさんのコルクBooksアカウントはこちら。Twitterアカウントはこちら。また、noteのアカウントはこちらです。


是非、マンガQを手に取り、『くまちゃんのブックトラック』『映子ちゃんと牧村くん』を読んでいただきたいです!そして、やじまけんじさんの、これからの活躍に注目ください!



聞き手&執筆・井手桂司


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#本日のアップデート は、
・サポート履歴機能の追加
・リアクションボタンやサポートボタンのUI改善
・その他軽微な修正
です。

漫画家の皆さんのサポート履歴が見えるようになりました。
ぜひ参考にしてください♪
↓下記はつのだふ… https://t.co/9u8XFzXgGF

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いよいよ2月17日に創刊となる共感系漫画雑誌『マンガQ』。それを記念し、創刊号に掲載されているSNS時代の新進気鋭の漫画家6名にインタビューを実施しました!


今回のインタビュー相手は、違和感コメディマンガ『図形家族』、『フリー4コマ』の作者・小山コータローさんです。


「マンガどころかイラストを描き始めて1年も経たないうちに、自分のマンガが雑誌に掲載されるなんて、まさにコルクBooksならではのストーリーだと思います!」


50年続く会社の3代目代表を務める小山さん。とあるキッカケで昨年の3月にイラストを描き始め、その1ヶ月後にはマンガにも挑戦し始めました。


現在は会社経営と兼業しながら、『違和感コメディクリエイター』として4コマギャグマンガを日々制作。なんと、コルクBooksに連続160日以上投稿中という鉄人漫画家なのです!


「笑いを作ってみんなを幸せに出来れば最高」という想いのもと、描き続けているうちに自分の漫画家としての腕が少しずつ伸びていっている実感があると小山さんは言います。


小山さんが、日々マンガをつくり続ける理由とは何なのか?

そして、違和感コメディクリエイターとして目指す境地はどこなのか?


経営者とギャグ漫画家という異色すぎる兼業スタイルの小山コータローさん。SNS時代において、世に熱狂を起こそうとしている漫画家たちの声をお聞きください!



・・・


アイデア勝負と開き直って投稿し続ける日々‥


ーー 今日はよろしくお願いします。コルクBooksだと単品ごとに読んでいる小山さんの4コママンガを、マンガQだとまとめて読めるのが良いですよね!


小山さん:そう言ってもらえると嬉しいです!


ーー 今回は、これまでに小山さんが投稿されたものから、ベストセレクションといった形でまとめられているんですよね?


小山さん:そうです。マンガの在庫がめちゃくちゃあったので、その中から抜粋する形です。もし32ページを新作で描けと言われたら、4コマだと64作品ですからねぇ…。大変ですよ。多分、半分以上は形のない思念体がコマを行き来するだけのマンガになるでしょうね(笑)


ーー それはそれで見てみたい気もします(笑)作品を制作するにあたり、苦労したことって、どんなところですか?


小山さん:兎にも角にも、画力がないので頭の中のアイデアを形にできないもどかしさとの闘いでした。マンガとしての演出方法も乏しいので「とりあえずアイデア勝負だ!」と開き直って投稿し続けています


ーー 今回の作品に込めた想いを聞かせていただけますか?


小山さん:まず『図形家族』は、結構好き勝手に描いてるんですよ。漫画を何にもわかってないから緊張感がないんですが、描いていくうちに、この家族にすごく愛着湧いてきたんですよ(笑)




ーー 僕も図形家族、大好きです!読んでいるうちに、この3人の家族愛をすごく感じるんですよね(笑)


小山さん:『フリー4コマ』は、割と自分の中で「今回は会話劇にしよう」とか「前作とは真逆の方向で落とそう」とか、ちょっと制約をつけながら描いてます。なので図形家族に比べると作風にバラツキがあるので、読者さんも一本くらいは「これこれ!」っていう作品が見つかるんじゃないですかね。




ーー 確かに、次はどんなネタでくるのか全く読めない面白さがありました!『違和感コメディクリエイター』ならではの作風を感じますね。


小山さん:僕は昔からお笑いが大好きで「笑いを作ってみんなを幸せに出来れば最高だなぁ」と思っていました。そんな溜まりに溜まった想いが今回の漫画に詰まって、溢れてこぼれてます。僕のマンガを読んで「面白い!」「笑っちゃった!」とか、「全然わかりませんでした!」など言って貰えれば、こちらも負けじと「僕だってそうです」などと張り合うこと請け合いです。


ーー 作品への熱いメッセージありがとうございます!



プロの漫画家におだてられて、つい欲が出てマンガを始めた(笑)


ーー そもそも、小山さんがマンガを描き始めようと思われたキッカケって何なんですか?


小山さん:キッカケは、去年の3月に週刊少年サンデーで連載されていた『だがしかし』の原画展が東京であるのを知ったのでそれを見にいったんですよ。すごい好きで。


ーー そうなんですね!


小山さん:そしたら「うわ、すご~い。僕も描く~。」みたいな気持ちになっちゃって。最初は、それこそチラシの裏みたいなのに、イラストを描いて…。で、アナログでの作画もままならないうちに、iPadで描き始めたんです。


ーー うわ!すごい、行動力ですね。


小山さん:そしたら、ちょうどそのくらいのタイミングでコルクBooksを見つけたんですよ。コルクという会社はもともと知っていたので「なんか面白そうだな。入ってみよう。ウィーン。」などと言いながら、コントの入り方で登録してみたんです。


ーー なるほど。トントン拍子に展開が進みますね(笑)


小山さん:でも、コルクBooksに登録する1ヶ月前くらいからイラストを描き始めた男なので、漫画にするという作業が全然わからないんですよ。だから最初はホントわけもわからず投稿していました(笑)


ーー それでも、ちゃんと投稿するのがエラい。


小山さん:そして投稿すると、「吹き出しの位置はこうした方がいいですね」とか「人物の立位置はこの方が見やすいですね」とかコメントがつくんですよ。これってど素人の僕からしてみたら「漫画をどうやって描いたらいいですか?」なんて漠然とした質問をするよりも圧倒的に効率よく学習できるんですよね


ーー 確かに、投稿した作品に対して具体的なアドバイスを貰いながら、ブラッシュアップしていった方が、身を以て学べそうです。


小山さん:それに、最初は人間を描けなかったし、コマ割りもわからないからという理由で「図形家族」を描いてたんですけど、それをプロの漫画家さんが「面白い!天才!」なんて煽ててくれるんですよ。ついつい僕も欲が出てきて「図形家族以外も描くぞー!」と、意欲的に取り組めるようになりました。褒めつつピンポイントで問題点を直してくれるなんて、まぁなかなか他ではないですよね(笑)



マンガに興味があるなら、今すぐ始めよう!


ーー コルクBooksにマンガを掲載し続ける中で、自分の中で感じる変化はありますか?


小山さんなんだかコルクBooksに投稿する事がライフワークになってしまいましたね。現時点で160日以上連続投稿しているので。


ーー 連続160日以上…!すごいですね!!


小山さん:5ヶ月…やっぱり描き続ければ少しずつ上手くなるんだなぁと思いました。上手くなるのは嬉しいじゃないですか、漫画に限らず。まだまだ下手くその部類だし、正直自分を漫画家だと思ったことはありません。でも、昨年3月からイラストを描き始めたばかりで、一年経たないうちに、こうやってマンガQのような雑誌に載るなんて、まさにコルクBooksならではのストーリーだと思います。


ーー 本当にそうですよね。現在、『違和感コメディクリエイター』という肩書きもつけられていますが、これから漫画家として挑戦してみたいことはありますか?


小山さん:なんか自分の過去に描いたマンガを解説するライブとかやれたらと思っています。なんかスクリーンにマンガを映して、隣で僕が解説していくみたいな。


ーー 面白そう(笑)あとは、これからも漫画家は兼業としてやっていく想定ですか?


小山さん:基本的に兼業ですね。実は僕、50年続く会社の3代目で現代表なんです。まったくそうは見えないですけど。まぁ、漫画ってどんな仕事してても役に立ちますからね。


ーー なるほど。それでは最後に、コルクBooksやマンガQで、これからマンガを描いてみたいという方にメッセージをお願いできますか?


小山さん:僕は31歳にしてイラストを描き始めました。そっから1ヶ月後には漫画を描き始めて、今に至ります。マンガに興味があるなら、もう今すぐやりましょう!人間描けなくても、コマ割りわかんなくても、アイデアでなんとかなります!そんなことはやってから考えたらいいのです。年齢とか、今の画力とか、僕を見たら気にならないと思います!僕を鎮静剤として使ってください!


ーー ありがとうございます!これからの作品も期待しています!



・・・


以上、『マンガQ』に掲載されている違和感コメディマンガ『図形家族』、『フリー4コマ』の作者・小山コータローさんへのインタビューをお届けしました。


イラストを描き始めてから一年も経たずに、『違和感コメディクリエイター』として自分の芸風を身につけつつある小山コータローさん。継続する努力と、アイデアがあれば、人を楽しませられる作品が生み出せることを証明してくれています。


小山コータローさんのコルクBooksアカウントはこちら。Twitterアカウントはこちらです。


是非、マンガQを手に取り、違和感コメディを読んでいただきたいです!そして、小山コータローさんの、これからの活躍に注目ください!



聞き手&執筆・井手桂司


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10日前
どんな経営してるのか気になります!小山さんの生活も気になるのでエッセイ漫画も見てみたい♪
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いよいよ2月17日に創刊となる共感系漫画雑誌『マンガQ』。それを記念し、創刊号に掲載されているSNS時代の新進気鋭の漫画家6名にインタビューを実施しました!


今回のインタビュー相手は、マンガ『わたしの家族』の作者・ワダシノブさんです。


「イラストレーターとして働くなかで、『マンガも描けませんか?』という相談をもらうことがすごく増えてきていて、自分もいつかはチャレンジしたいと思っていたんです」


現在イタリア在住のイラストレーターのワダさん。自分の仕事の領域を広げるためにも、表現者としての価値を高めるためにも、いつかはマンガにチャレンジしたいと思っていました。そして、その挑戦に踏み出すキッカケを与えたのはコルクBooks。


ワダさんが、コルクBooksにマンガを投稿し始めて約9ヶ月。はじめはイラストと漫画の表現方法の違いに戸惑いながらも、現在はマンガを描くことにハマり、漫画家として上達を感じていると言います。


そして、その集大成と言える作品がマンガQに掲載されている『わたしの家族』なのです。


イラストレーターが自分の可能性を広げるために、マンガに挑戦するのは、これからの時代において、とても価値のあることだと、ワダさんは言います。


イラストレーターが漫画に挑戦する価値とは何か?

ワダさんがマンガにハマり、上達した背景とは何なのか?


『イラストレーター兼漫画家』という新しいスタイルの漫画家を目指すワダシノブさん。SNS時代において、世に熱狂を起こそうとしている漫画家たちの声をお聞きください!



・・・


紙とWeb。掲載場所により求められるものが変わる。


ーー 今日はよろしくお願いします。『わたしの家族』、読ませてもらいました!


ワダさん:今回の作品は、私の2018年における集大成みたいな作品なのですが、いかがでしたか?



ーー とても良かったです!今回、4つのエピソードが掲載されていますが、個人的には、最後に掲載されている「お小遣いあげたいおじいちゃん」が好きで、じんわりと読み終われるのが、すごく良いと思いました。




ワダさん:ありがとうございます!


ーー 今回、家族というものをテーマに作品を書かれてらっしゃいますが、家族をテーマに選んだ理由は何なんでしょうか?


ワダさん:消去法というとなんですが、これまでコルクBooksに投稿したものの中から、一番手応えがあったものを考えたら、家族というテーマに落ち着いた感じですね。自分にとって一番身近なテーマだったからかもしれません。


ーー 作品となっているエピソードはワダさんの実体験からきているんでしょうか?


ワダさん:そうです。ほぼ実体験からきてます。


ーー 今回、マンガQ掲載のために、32ページを描き上げることは大変でしたか?


ワダさん:すごく大変でしたよ!最近、Webマンガしか読んでなかったので気づかなかったのですが、紙って背景をすごく書き込むんですよね。背景を描かないと間がもたないんです。その違いが大変でした。


ーー なるほど。紙に印刷することを考えた表現方法が必要なんですね。


ワダさん:そうなんです。そもそも紙に印刷するマンガを描くという経験が初めてだったので、思った以上に時間がかかりました(笑)



マンガを身につけると、仕事の幅が一気に広がる?


ーー ワダさんが、そもそもマンガを始めようと思われたキッカケは何なんですか?


ワダさん:私はイタリアでイラストレーターをしているんですが、基本お仕事は日本の企業さん相手なんですよ。だけど、これからイタリアの企業からの仕事もガンガンやっていきたいと思った時に、多分マンガが書けた方が仕事が増えると思ったんですよね。


ーー なるほど。自分の提供価値を広げるためにマンガに挑戦しようと思ったんですね。実際、イタリアの企業からマンガを描いて欲しいという相談はあるんですか?


ワダさん:結構あります。「マンガ、描けないの?」って、よく聞かれるんです。「残念ながら、描けないんですよ…」って、これまで答えていたので、そろそろ描けるようになりたいと思ったんです。


ーー イタリアの企業からも、そういう相談が多いんですね!


ワダさん:やっぱりマンガって説明にすごく向いてますからね。企業が伝えたいことを伝えるための表現手法として、マンガはどの国でも有効なんだと思います


ーー ちなみに、コルクBooksとは、どうやって出会ったんですか?


ワダさん:イマイチ覚えてないんですが、確か佐渡島さんのTwitter経由だった記憶があります。


ーー コルクBooksをマンガの腕を磨く場所に選ばれた理由は何なんでしょうか?


ワダさん:投稿の敷居の低さです。「ここなら、私でも大丈夫かなぁ」と思って始めました(笑)Twitterで流れてくるマンガを見ると、皆さん上手いじゃないですか!私はそこまで描けないけど、コルクBooksだったら下手とか言われないし、叩かれない。ここに惹かれました。



誰かのメッセージや物語を伝えるために、マンガの腕を磨く。


ーー イラストレーターの仕事をしながらマンガを描いてみて、マンガとイラストのそれぞれの違いはどんなところですか?


ワダさん:イラストとマンガの違いは、イラストは使われるところに応じた表現が求められていて、仕様書に基づいて最適解を求めていく感じです。一方、マンガは自分で世界を作る感じですかね。自分でセリフも考えるし、あらすじも考える。パーツを作るか、全体を作るかの差ですかね


ーー ワダさんにとって、どちらが難しいですか?


ワダさん:圧倒的にマンガです。時間もかかりますし、絵もすごくバラツキがあると思ってます。マンガ的な絵を描くのが特に難しいです。マンガQに掲載されている他の漫画家さんの作品を見て、もっと頑張らなきゃと思いました(笑)


ーー なるほど。


ワダさん:あとは、マンガも分業できるのであれば、ネームを作ってくれる人が別にいて、絵を描くところだけやりたいのが正直なところです。私は自分の意思をマンガで表現したいとかないんですよ。伝えたいものを描いてと言われても、困るなぁと思ったりするんですよ(笑)


ーー そうなんですね。


ワダさん:でも、私が物語やネームを作らなくても、絵の表現の部分で、私らしいものに仕上げることはできると思うんですよね。そこで価値を出していけるといいのかなぁと。


ーー 自分の作品を作るというより、誰かの伝えたいことをサポートするために、マンガという表現を磨きたいということでしょうか?


ワダさん:そうですね。マンガは何かを伝える表現手段ですが、その伝えたいことが、自分のことじゃなくても別にいいと思うんですよね。誰かのメッセージや物語を伝えるために、マンガの腕を磨くことはとても価値があると思うんです



下手でも気にしない!まずは大量に描く!


ーー そういう意味だと、マンガで描くお題が与えられるコルクBooksは腕を磨く場として良さそうですね。


ワダさん:そうなんですよ。あと、お題マンガに賞金があるのがいい!モチベーションが上がる(笑)


ーー 約9ヶ月ほど、コルクBooksを続けてきて、特に良かったと思うことはどこですか?


ワダさんよかったところは、やっぱり、すごくマンガが上手くなったんですよ!自分で言っちゃうんですけど(笑)


ーー おぉ、それは素晴らしい!


ワダさん:それは、自分が投稿したマンガに対する色々なコメントのおかげだと思います。マンガの技法書を買って読むようになったのも、コルクBooksのおかげなんですよ。編集者の方や他の漫画家さんからのオススメがなかったら買わなかったと思います。


ーー コルクBooksの漫画家同士の互助的な部分が大きかったんですね。ちなみに、継続して定期的にマンガを投稿するのに、意識されていることはありますか?


ワダさん:絶対に2週間に1回はマンガを投稿するとかすとか、自分なりにルールを決めて投稿することがひとつ。あとは、下手でも気にしない!


ーー 下手でも気にしないですか!?


ワダさん:そう!下手でも、とりあえず思いついたものを投稿するというのが大事だと思います。もちろん、しっかりと作ったものに対して、フィードバックをもらって改善していく方が良いと思います。でも、終わってなくても投稿することが一番大事だったんじゃないかなぁと思うんです。まずは、量です


ーー なるほど。質より量がまず大事だと。


ワダさん:そうです。そういう意味で、コルクBooksだと下手だから叩かれるということが全くなくて、とりあえず思いついたものをボンボン出せる環境というのが素晴らしいですね。



自分の選択肢を広げたいイラストレーターは、コルクBooksでマンガの腕を磨いてみては?


ーー これからマンガ家として、これから挑戦したいことはありますか?


ワダさんもっと全世界で展開できるマンガが描けたらと思っています。例えば、アプリ用のマンガとか。


ーー それはスマホで、様々な国の人たちにも、スムーズに読めるようなマンガ技法を身につけたいということでしょうか?


ワダさん:その通りです。イタリアに住んでいると、そもそも紙のマンガって手に入りにくいんですよ。だから、自分が今マンガを読む時って、全部スマホからなんです。そうすると、紙用に作られているマンガって、やっぱり読みにくい。


ーー イタリアでマンガを描いて欲しいという場合も、求められるものとしては、Webに載せるマンガが多いんですかね?


ワダさん:基本Webです。こっちにも出版社がいくつかあって、人気のあるマンガ家もいます。でも、その人たちも元々はブログにマンガを投稿していて、そこで人気が出てからの出版というのが多いです。だから、Webが先で、紙が後なんです。


ーー なるほど、Web上でのマンガ表現を磨くことが世界で活躍できる漫画家への道になりそうですね。それでは最後に、コルクBooksやマンガQで、これからマンガを描いてみたいという方にメッセージをお願いできますか?


ワダさん:私は本当にコルクBooksでマンガが上手くなったと思っています。だから、「マンガが描けるようになりたいけど、どうしたら良いかわからない」という人には、すごい向いている場所だと思っています。私も漫画家のこしの先生だとか、編集者の佐渡島さんや萬田さんのお話を聞けたことが、すごく自分にプラスでした。イラストレーターで自分の選択肢を広げたいという人は、コルクBooksでマンガの腕を磨くことをオススメします!


ーー ありがとうございます!これからの作品も期待しています!


・・・


以上、『マンガQ』に掲載されているマンガ『わたしの家族』の作者・ワダシノブさんへのインタビューをお届けしました。


イラストレーターとして活躍しながら、マンガという表現技法の腕を磨き続けるワダさん。『イラストレーター兼漫画家』という二刀流を完全に使いこなした時に、どのような作品が生まれるのか本当に楽しみです!


ワダシノブさんのコルクBooksアカウントはこちら。Twitterアカウントはこちらです。また、cakesで『イタリアの日々』という連載も担当されています!


是非、マンガQを手に取り、マンガ『わたしの家族』を読んでいただきたいです!そして、ワダシノブさんの、これからの活躍に注目ください!



聞き手&執筆・井手桂司


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11日前
お話作るの上手だから意外でした!わださんの漫画は人生の経験値高いな〜って毎回思うんですよね!これからも楽しみです!
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いよいよ2月17日に創刊となる共感系漫画雑誌『マンガQ』。それを記念し、創刊号に掲載されているSNS時代の新進気鋭の漫画家6名にインタビューを実施しました!


今回のインタビュー相手は、マンガ『彼岸の配達人』の作者・渡部大羊さんです。


「コルクBooksと出会い、漫画の表現媒体の奥ゆかしさを知りました。自分ひとりでは何年かかったかわからない境地に、やっと一歩脚を踏み入れることができた気がします」


福岡のコンビニでアルバイトをしながら、プロ漫画家を目指し、コルクBooksにマンガを投稿し続けて約半年間。渡部さんは、自身の成長をこう語ります。


そんな渡部さんがコルクBooksに出会ったきっかけは、コルク代表の佐渡島庸平さん。


「プロの漫画家になるために、この人であれば自分にきちんとした意見を言ってもらえるのではないか」と意を決し、佐渡島さんへマンガの持ち込みをしたところ、コルクBooksで自分を磨くことを薦められました。


出版社が密集する東京ではなく、福岡という場所にいながらも、オンライン上で様々な漫画家や編集者からアドバイスを受け、自分の成長の集大成として描き上げたのが、マンガQに掲載した『彼岸の配達人』です。


渡部さんが『彼岸の配達人』に込めた想いとは、何か?

そして、コルクBooksの何が渡部さんの成長を促したのか?


リモートワークならぬ、リモート漫画家として腕を磨く渡部大羊さん。SNS時代において、世に熱狂を起こそうとしている漫画家たちの声をお聞きください!


・・・


大人のように振る舞わざるを得なかった子供たちの本音とは?


ーー 今日はよろしくお願いします。『彼岸の配達人』、読ませてもらいました!


渡部さん:ありがとうございます!


ーー この世とあの世のはざまという不気味な世界で、幼い子供たちが過酷な使命にどう立ち向かうのかという物語ですが、渡部さんが『彼岸の配達人』に込めた想いをお聞かせいただけますか?




渡部さん:大前提として、自分の中にある萌えを追求して、マンガで表現してみたかったんです。そして、私が一番描きたい萌えが、「大人な子供」でした。


ーー 大人な子供。まさに今作の主人公のカツキのことですかね?


渡部さん:その通りです。大人って、何か明確な目的を持っていて、その目的のためなら、自分の余計な感情を全て排して目の前のタスクを遂行する人のことだと私は思ったんですね。そして、そういう風になった人間って、何歳でも大人びて見えるのではないかと思うんです。


ーー 確かに、主人公のカツキはある目的のために、それ以外の全ては切り捨てる覚悟で配達人としての任務にあたっていて、そういう意味では大人びた子供ですね。


渡部さん:そうなんです。でも、どんなに大人びていても実際は子供だから、大人のように振る舞わざるを得なかった子供たちの本音を私なりに描いてみたかったんですよね。


ーー なるほど。ちなみに、「大人な子供」というテーマで描きたいと思ったキッカケは何なんですか?


渡部さん:私が『電脳コイル』や『約束のネバーランド』といった作品がすごく好きで、その中では子供達が、大人顔負けのバトルややり取りを繰り広げているんですよ。そういうものに単純に憧れていたということもありますし、自分でも挑戦してみたかったというのが大きいですね。



他人からのフィードバックをもらい、ブラッシュアップし続ける!


ーー 今回、『彼岸の配達人』を描くに当たって、渡部さんが一番苦労されたことって、何でしょうか?


渡部さん:う〜ん、32ページという枠におさめるということですかね…(笑)。これまでの私って、自分で好きなようにマンガを描いていたんです。だから、作品の中にあれこれ要素を詰めてしまって、100ページくらいのマンガになることが多かったんですよ。


ーー それはそれで、すごい気が(笑)


渡部さん:でも、今回初めて32ページという枠の中に作品をまとめるという時に、どこをどう削るべきなのかの判断がすごく難しくて。「ここで情緒を生み出したいのに、空白をいれられない…!」みたいな感じで、結構悩みました。


ーー そこは、どうやって乗り越えたんですか?


渡部さん:マンガQ編集長の萬田さんをはじめ、漫画家の三田先生や東京ネームタンクの方々など様々な方からアドバイスをいただきながら、なんとか形にしていった感じです。ダメ出しを沢山いただきましたね(笑)


ーー そうなんですね(笑)。今回、渡部さんにとって、編集担当が入ったマンガ制作というのは初めてと聞きました。色々な人から意見をもらいながらマンガを描きあげてみた感想は、いかがですか?


渡部さん:正直、大変だなぁ…という思いはありました(笑)。アドバイスを受け入れつつも、自分なりに作品への思いもあるので、そのせめぎ合いの連続でした。


ーー なるほど。


渡部さん:でも、私は今後プロの漫画家としてやっていきたいんです。そして、プロというのは、人を楽しませられる力を持った人間のことだと思っています。そういうエンターテイナーになるためには、他者の目を入れてブラッシュアップしていかない限り、たどり着けないと思うんですよね。


ーー 確かに、その通りかもしれません。


渡部さん:コルクBooksに参加してから、自分が新たな境地に踏み入れていく感覚が何度もあって、それは私の作品に対して色々な編集者は漫画家の方から意見をもらえたからなんですよね。コルクBooksに出会い、他者の意見を聞くことの大切さを学びました。



コルクBooksに出会い、マンガの概念が大きく変わった。


ーー 現在、渡部さんは、コルクBooksにマンガを投稿し始めて、どれくらい経つんですか?


渡部さん:約半年くらいですね。


ーー そもそもコルクBooksにマンガを掲載し始めるキッカケは、何だったんでしょうか?


渡部さん:佐渡島さんですね。佐渡島さんの記事を読んだりして、「この人だったら、私のマンガに対して、ちゃんと意見をくれそうだなぁ」と思ったんです。そこで、意を決して、マンガを持ち込みました。そこで、佐渡島さんからコルクBooksでの投稿を薦められたんです。ここに投稿して、色々な人からフィードバックをもらいながら、マンガの練習をしていくといいよと。


ーー 実際に、投稿し始めてみて、いかがでした?


渡部さんまずは、コルクBooksの企画力のスゴさに驚きました!いろんな企業とのコラボレーション企画があって、毎週毎週いろんなお題が掲載される。「これ、どうやって繋いできたの!?」って、感じです(笑)。運営側の努力がすごい…。


ーー 確かに(笑)。毎週、お祭りやっているみたいなところ、ありますもんね。


渡部さん:そうなんです。そして、お題があるから、私もマンガを投稿しやすいんですよね。何を描くのかに悩まなくていいから、スピードを持って制作ができるんです。数をこなせる。そして、フィードバックも返ってくるから、自分が成長できるんですよね。


ーー 渡部さんの中で、特に成長を感じる部分って、どこらへんですか?


渡部さん:色々あるんですが、一番はマンガの概念が大きく変わったことですかね。


ーー マンガの概念ですか!?


渡部さん:はい。私はエンターテイメントとしての漫画が好きで、漫画をすごく摂取してきたんです。だから、自分もマンガを描くのであれば、何かすごいことをしないいけない。すごい物語をつくらないといけないと思っていました。


ーー 「マンガ=壮大なもの」というイメージだったんですね。


渡部さん:そうなんです。ですが、マンガって伝えるための表現手段の一つでしかないのだから、まずは読者にわかりやすく伝えるということが大事なんだということに気づくことができました。そこが出来ていないと、どんなにすごい構想を練ったとしても意味がないんです。伝わってナンボなんです。そこを意識してから、この半年間で、私のマンガ表現のわかりやすさというのは、かなり上がったんじゃないかと思います。


ーー そうなんですね!ちなみに、読者に伝わっているかどうかは、どう判断しているんでしょうか?


渡部さん:コルクBooksで作品を見てくださっている漫画家さんからの反応ですね。いつも「いいね」を押してくださる方々がいるんですけど、本当に上手くいった時にだけ「いいね」をくれる方もいて、そういう人たちから評価があると、「上手くいったんだなぁ」と思いますし、自分も手応えを感じます。



嘘の話でも、おもしろ可笑しく楽しませる、本物のエンターテイナーになりたい!


ーー 今回、コルクBooksが発行するマンガQで雑誌掲載も果たしましたが、これから漫画家として目指していきたい姿って、ありますか?


渡部さん:明確な目指す像みたいなものはないんですけど、嘘の上手い漫画家になりたいと思っています。嘘をついてでも人を楽しませられるのが本当のエンターテイナーだと思うんです。私は嘘をつくのが上手くなって、私の嘘で読者を包み込んで、現実から少しの間でも守ってあげられるような、そんな表現者になりたいというイメージが最近出てきました。

ーー 嘘の上手い漫画家。素晴らしいですね!今回の『彼岸の配達人』は「大人な子供」というテーマでしたが、これから描いていきたいテーマは、ありますか?


渡部さん:そうですね。アクションとか描きたいと思ってます。人を動かすのが、今回面白かったので。あとは、悲しい話はもう描きたくない。普通に最初から最後まで楽しく読めるものを描いていきたいです。


ーー 『彼岸の配達人』は、最初から悲しい印象だったので、意外です。


渡部さん:『彼岸の配達人』の設定は、少し前に考えた設定で、昔の鬱々としていた私がベースになっているんです。なので、そこから抜け出したい(笑)


ーー なるほど(笑)最後に、コルクBooksやマンガQで、これからマンガを描いてみたいという方にメッセージをお願いできますか?


渡部さん:先ほども言いましたが、私はコルクBooks出会ってから、漫画という表現媒体の奥ゆかしさを知りました。自分ひとりでは何年かかったかわからない境地に、やっと一歩脚を踏み入れることができました。もちろんこれからも極める余地は広がり続けるのだと思います。ですがマンガQは、近道のひとつです。終わりなく続くマンガ表現の世界を、限られた時間のなかでどれだけ自分のものにできるかというところで、きっと大きな助けになってくれると思います。この場をどう利用するかはあなた次第。楽しんで、頑張っていきましょうね。私も頑張ります!


ーー ありがとうございます!これからの作品も期待しています!


・・・


以上、『マンガQ』に掲載されているマンガ『彼岸の配達人』の作者・渡部大羊さんへのインタビューをお届けしました。


福岡という離れた場所にいながら、様々な編者者や漫画家からのアドバイスを受け成長し続けるリモート漫画家の渡部さん。嘘の上手い漫画家として、これからどのような作品を届けてくれるのか、楽しみです!


渡部大羊さんのコルクBooksアカウントはこちら。そして、Twitterアカウントはこちらです。


是非、マンガQを手に取り、マンガ『彼岸の配達人』を読んでいただきたいです!そして、渡部大羊さんの、これからの活躍に注目ください!



聞き手&執筆・井手桂司


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渡部さんの絵のテイストも、世界観も好きです〜!
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#本日のアップデート は、
・いいねのリアクションアイコン化
・コメントを認定ユーザーに制限
・サポート課金をアイコン化
です。

フィードバック文化を作るために大幅なUI改善を行いました。
コメントの制限はご不便をお掛けしますが… https://t.co/7gl3u1iDrB

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いよいよ2月17日に創刊となる共感系漫画雑誌『マンガQ』。それを記念し、創刊号に掲載されているSNS時代の新進気鋭の漫画家6名にインタビューを実施しました!


今回のインタビュー相手は、マンガ『Ignition!』の作者・小柳かおりさんです。


「長期間連載を持ち、マンガで食べていけるプロ漫画家なんて、ほんの一握り。お金のことを考えると、とてもじゃないけど私は挑戦できない…」


学生時代に雑誌で漫画家デビューの経験を持ちながらも、大学卒業を機に企業に就職する道を選んだ小柳かおりさん。


そんな小柳さんは、現在、一度は諦めたプロ漫画家という夢に向かって再挑戦を始めました。平日は企業で働きながら、休日や平日の合間を縫ってマンガを描く、『複業漫画家』として!


複業(副業)という言葉が世の中に浸透し始め、一つの会社に縛られることなく、自分の持っているスキルや経験を活かし、様々な形で収入を得る働き方が広がっています。そして、その複業の選択肢にマンガが入る時代になったのです。


小柳さんが複業漫画家として歩み始めた理由とは何なのか?そして、複業漫画家として、目指す未来とは?


SNS時代において、世に熱狂を起こそうとしている漫画家たちの声をお聞きください!


・・・


働きながら、休日にマンガを描くリズムが作れた!


ーー 今日はよろしくお願いします!小柳さんは、お仕事をしながら漫画家をやっているんですよね?


小柳さん:そうです。平日は朝から晩まで監査法人で働いています。


ーー 以前にコルクBooksに、ご自身のキャリアについて漫画で投稿されてましたよね。



『はじめて働いたあの日から』(作・小柳かおり)


小柳さん:そうなんですよ。自分のキャリアについてさらけだしてみました(笑)


ーー 僕もIT業界経験者なので、読んでいて「あぁ、わかるわかる…!」とすごく共感したシーンばかりでした。「昨日は友は、今日の敵だったりする」という場面とか、何度も経験したことありますよ(笑)


小柳さん:ですよね(苦笑)


ーー 率直な質問なのですが、お勤め先はとても忙しい職場だと思うのですが、マンガはどうやって描かれているんですか?


小柳さん:平日は仕事で時間がないので、基本は土日にマンガを描いてますね。休みの日にマンガを描いて、コルクBooksに投稿するというのが、今の私の生活のリズムになっています。


ーー なるほど。そういうサイクルが出来上がっているわけですね。ちなみに、マンガQに掲載した「Ignition!」は32ページなので、いつものコルクBooksへの投稿と比べると多くの時間が必要だったと思うのですが、どうやって完成させたんですか?


小柳さん:昨年の10月から企画のプロットを作り始めて、マンガQ編集長の萬田さんに相談しながら、やっと年末に構成が固まった感じです。そして、お正月休みが10日くらいあったので、作画はそこで集中的にやりました。


ーー すごい…。ほぼ休みなしじゃないですか!



気軽に描いたマンガに、気軽に感想をもらえるなんて…!


ーー 小柳さんは、学生の頃にマンガを雑誌に掲載したりとマンガ家として活躍されていましたよね。なぜ、漫画家を辞めて、企業に就職しようと思ったのでしょうか?


小柳さん:私は奨学金をもらいながら大学に通っていたので、そのお金を返さないといけないことを考えると、収入の保証がない漫画家という道は難しいと思ったんです。連載を継続して持てて、マンガでお金を稼ぎ続けるプロの漫画家というのは、ほんの一握りなので。


ーー なるほど。企業に就職してからは、マンガを描くこと自体も完全にやめたんでしょうか?


小柳さん:いえ。やっぱり漫画家としての夢も諦めきれなかったので、絵とかプロットは描いていたこともあるんです。でも、商業誌で描くとなると、仕事をしながらだと難しくて…。そんなこともあって、ここ数年はマンガを描くことからしばらく離れていました。


ーー そんななか、改めて小柳さんがマンガを描き出すきっかけになったことはなんなんですか?


小柳さん:佐渡島さんが主宰するコルクラボに入ったことがきっかけでした。私は昨年の3月にコルクラボに入ったんですが、そこで漫画家のこしのりょう先生や、つのだふむさんと出会ったんですよ。そこで、コルクBooksが新しく始まるから、一緒に盛り上げていこうという話になって、マンガを投稿し始めたんですよね。


ーー コルクラボがきっかけだったんですね!


小柳さん:また、コルクラボに入った時にTwitterを始めました。それで初めてTwitterマンガの存在を知ったんです。そして、コルクBooksもそうなんですけど、「マンガって、こんな気軽に投稿していいんだぁ」と思いました。


ーー マンガに対する意識の変化が起こったということでしょうか?


小柳さん:そうなんです!それまで、マンガは完成されたものでないと発表してはいけないと思っていたんです。何度も編集者さんから直しをもらって、ようやく完成した作品が世に出るという感じだったので。こういう気軽なものであれば、私もやっていけそうと思ったんです。



お題ベースでマンガを描き続けると、自分の”本当の好き”がわかる。


ーー コルクラボがあったから今があるんですね。コルクBooksやTwitterに自分のマンガを載せ始めてみて、もうすぐ一年かと思いますが、この一年間での自分の変化をどう感じていますか?


小柳さん:色々あるんですが、まずは人との交流が増えたのが単純に嬉しい(笑)


ーー 人との交流ってどういう意味ですか!?


小柳さん:コルクBooksは漫画家同士で切磋琢磨をするというコンセプトがあるから、オフラインでもオンラインでも繋がりがあって、いろんな漫画家さんに会うことができるんですよね。この繋がりはマンガを描く上で本当にありがたいです。


ーー 確かに、励ましあえる仲間がいることは、継続する上で大切ですよね。


小柳さん:あとは、マンガを描くことにハマりましたね!


ーー おぉ、素晴らしい!


小柳さん:コルクBooksを始めた頃は、マンガを辞めて10年以上経っていたので、自分には描きたいものや描けるものは、正直もうないんじゃないかと思っていたんです。でも、コルクBooksって色々とお題を出してくれるんですよ。


ーー 毎週、様々なお題が出されますよね。連動企画として、企業からのお題もありますし。


小柳さん:そうなんです。そのお題に対しては、自分の経験をもとにマンガを描いていたら、「これも描きたい、あれも描きたい」と描きたいテーマが自分の中からどんどん出てきました!まさにマンガを描くことにハマったって感じで、マンガに対して積極的になってきたんです。


ーー なるほど。お題に答える中で、自分の描きたいものに出会って行ったんですね。


小柳さん:そうなんです。あとは、やっぱり自分が描いたものにコメントをもらえるのが本当にありがたくて、それもマンガにハマった要因として大きいですね。



仲間の大切さを描いた『Ignition!』


ーー 今回、マンガQに32ページのマンガ『Ignition!』を掲載してもらってますが、描いてみて、いかがでしたか?


小柳さん:まずは、昨年の今頃は、マンガ雑誌に自分のマンガが掲載されるなんて夢にも思っていなかったので、ビックリしています(笑)


ーー 『Ignition!』では、IT企業で表向きは成功への道を順調に歩んでいるように見えながらも、内心は苦しい想いを抱えている女性が主人公として描かれています。この物語はご自身の経験からきているところが大きいんでしょうか?


小柳さん:そうですね。主人公の女性はが32歳くらいの設定なんですけど、課長に昇格する一歩手前なんですよ。で、私自身も今アシスタントマネージャーで課長の手前なんですね。等身大の自分を描いたって感じです。


ーー 物語では主人公が仲間の存在で救われるのですが、仲間の存在や、一人で抱え込まずにチームで助け合うというのが、大きなテーマですかね?


小柳さん:はい。仲間の大切さを描きたかったんですよ。IT業界って、人が倒れることが結構ありますよね。私自身も体調を崩して休職した経験もあって、回復するのに数年かかったんです。その間、負担にならないようにと、仕事内容を調整してもらったり、定時で帰らせてもらったりと、周りの人にすごく支えてもらっていたんですね。今でもすごく感謝をしています。


ーー テーマは企画の最初の段階で、明確に決まっていたんですか?


小柳さん:いや最初は、勝ち負けにこだわっている主人公が、「仕事って勝ち負けじゃないよね」と気づいて、自分なりの新しい働き方や幸せを探すという話が最初だったんです。でも、物語が終わった段階で「新しい道を探し始める主人公の状態は、果たして幸せなのか?」と思い、悩み始めたんですよね。


ーー なるほど。


小柳さん:そんな時に、こしのりょう先生から「主人公は負けたくないと言っているけど、何に負けたくないの?ライバルなの、世間なの、組織なの、それとも自分なの?そこをもっと考えてみたら?」って言われて、そこから今のテーマが見つかったんです。


ーー そうなんですね!コルクBooksは漫画家同士が、本当に切磋琢磨している…!


小柳さん:本当に、こしの先生のおかげです(笑)


ーー 小柳さんの中で、今回の『ignition!』で一番手応えがあった部分はどこですか?


小柳さん:主人公が倒れた時に、自分の過去を思い出すんですけど、そのきっかけを与えてくれるのが正太という登場人物なんです。周りの期待に応えようと背負いがちな主人公と比べて、これまで正太は自分の好きなことしかやらないという真逆の性格なんです。でも、正太がチームのためにも、主人公のためにも、変わろうとしていて、「俺たちは仲間だから」と主人公に告げるシーンがあるんですよ。そこが一番好きなページですし、一番伝えたいポイントです。



同世代の働く人たちに共感されるマンガを届けたい!


ーー 最後に、漫画家として今後の展望を聞かせてください。


小柳さん:まずは、読者の方が「読んでよかったなぁ」と思ってもらえるマンガを描いていきたいです。コルクBooksのおかげでマンガを描くリズムができ上がって、マンガを描けば描くほど、どんどん自分の中で課題がでてくるんですよね。「次はこうしたい!」「絵をもっと上手くなりたい!」「自分のキャラクターがほしい!とか。それを一個一個クリアしながら成長していきたいと思っています。


ーー 小柳さんの「企業で働きながらマンガを描く」というスタイル自体がすごくユニークで、小柳さんのマンガには企業で働く人にとって、すごくリアリティを感じることができると思うんですよね。


小柳さん:そう言ってもらえると嬉しいです。私の中でも、特に企業で働く同世代の人たちに読んでもらえたら嬉しいです。仕事だったり、恋愛だったり、様々な経験をしてきたからこそ共感できるマンガを描いていきたいです。


ーー これからも、やはり複業という形で、漫画家をやっていきますか?


小柳さん:今のところはそうですね。家のローンもあるし(笑)。ただ、コルクBooksのおかげで、複業という形で漫画家として再出発できたし、もっと腕を磨いていきたいと思っています。その先に、漫画家を専業にするという選択肢があれば、その時は考えてみたいと思います。


ーー ありがとうございました!これからの作品も期待しています!


・・・


以上、『マンガQ』に掲載されているマンガ『Ignition!』の作者・小柳かおりさんへのインタビューをお届けしました。


兼業漫画家という新しいスタイルの漫画家として活躍する小柳さん。企業での様々な経験をもとに、働いている人にとって共感できるマンガを、これからも届けてくれるのでないでしょうか!?


小柳さんのコルクBooksアカウントはこちら。そして、Twitterアカウントはこちらです。


是非、マンガQを手に取り、マンガ『Ignition!』を読んでいただきたい!そして、小柳かおりさんの、これからの活躍に注目ください!



聞き手&執筆・井手桂司


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16日前
かおりちゃんはたくましい!

16日前

ありがとう!!
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SNS時代の今こそ、マンガで世に熱狂を起こせ!!


いよいよ2月17日に、SNS世代の欲求を満たす”共感系”漫画雑誌『マンガQ』が創刊されます!


創刊号には「コルクBooks」で活躍している6名の新進気鋭の新人漫画家の作品が登場。ネット全盛期のこの時代にあえて紙のマンガ雑誌を創刊し、これまでネットでは届けることが難しかった層に対しても、SNS時代の漫画家たちの可能性を届けていく挑戦が幕をあけます。


そこで、創刊を記念し、マンガQ編集長でもあり、コルクBooks代表の萬田大作(@daisakku)が、コルクBooksをいつも応援してくださるお二人と特別対談を実施しました!


その相手は、コルクBooksの人気コラム「シャープさんの寸評恐れ入ります」でお馴染みの『シャープさん(@SHARP_JP)』。もう一人は、約14万フォロワーを抱えるTwitter界の有名アカウント『たらればさん(@tarareba722)』。


SNS界のレジェンドであるシャープさん、たらればさんの目には、マンガQはどのように映ったのか?そして、SNS時代におけるマンガの可能性とは!?


マンガQ創刊記念の特別対談をお楽しみください!


・・・


共感できる作品を探す楽しさがここにはある!


萬田編集長:本日はよろしくお願いします! お二人にはひと足先に『マンガQ』の原稿を読んでもらいましたが、まずは率直な感想からお聞きしていいですか?


たらればさん:まずはナイスチャレンジと言いたいです。この時代に紙の雑誌を出すとは。荒削りなところも多々あるんですが、「おれの伸び代を見てくれ!」といった可能性を感じさせる作品ばかりで、そこがすごく良かった。同人誌の醍醐味ですね。


萬田編集長:そう言ってもらえると嬉しいです!


たらればさん:佐渡島さんをはじめコルクの皆さんがよく言っている、「アップデート主義」という考え方で作られる雑誌だなぁと思いました。完成された作品というより、漫画家として育っている過程の作品が掲載されていて、そこから感じられる伸び代を愛することができるんですよね。応援したくなる。


萬田編集長:そうですね。僕らも作品の中にある伸び代を感じて欲しいですし、作品に触れることで漫画家のこれからの成長を期待して欲しいんですよ。


たらればさん:作家の伸び代を見て感動するのは、たぶん自分自身の読者としての伸び代もそこに感じるからなんですよね。


萬田編集長:確かに、漫画家と一緒に読者も成長していけると一番面白いです。

シャープさんの『マンガQ』への感想は、いかがでしょうか?


シャープさん:『マンガQ』は様々なジャンルのマンガが掲載されていて、そこが面白かったです。、僕はコルクBooksを読む時に、いつも漫画家さんの多様性を感じているんですが、それが雑誌という形になっても感じられるのは、すごく新鮮でした。


萬田編集長:そうなんですよ。今回あえて掲載するマンガのジャンルをバラバラにしました。こしのりょうさんが書いた『ウサミとカメェ!!』のような王道系の少年マンガ。ワダシノブさんが書いた『わたしの家族』のような共感系で泣かせるマンガ。クスッと笑わせる小山コータローさんのマンガ。こんなふうに様々なジャンルが一冊に掲載されていることって、他のマンガ雑誌にはない、”共感系漫画雑誌”を謳う『マンガQ』であることの本領だと思うんです。


シャープさん:僕は、マンガQの多様なマンガに一気に触れられる感覚が、音楽のコンピレーションアルバムに近いと思ったんです。


萬田編集長:コンピレーションアルバムですか? CDやレコードとかの?


シャープさん:そうです。元来コンピ盤って、単体ではCDを発売することが難しい状態のアーティストたちを一定のテーマに沿って集めて、一枚のアルバムにして世に紹介するものだったんですよね。そして、アルバムを買うと、一組くらいは好きだと思えるアーティストに出会うことができて、自分の嗜好が知覚されるんです。「あぁ、自分はこういうタイプの音楽も好きなのかぁ」って。その感覚と、『マンガQ』はすごく似ていると思って興奮しました。


萬田編集長:なるほど!DJのシャープさんらしい感想で面白いですね!


シャープさん:マンガQのキャッチコピーは『SNS世代の欲求を満たす共感系漫画雑誌』ですが、自分が共感できる作品を探す楽しさを味わってもらいたいですね。


萬田編集長:ちなみに、シャープさんはコルクBooksで毎週掲載いただいている寸評と比べて、違いはありましたか?


シャープさん:ありますね。毎週やっている寸評は、マンガ単体で読んでどう思ったのかを書こうと思っていて、漫画家の名前やその人が書いている他の作品をあまり見ないようにしているんですよ。


萬田編集長:そうなんですね!


シャープさん:でも、マンガQでは、小山コータローさんのマンガを連作として読むことができたり、コルクBooksでは短編エッセイのようなマンガを書いている人がちゃんとしたストーリーのあるマンガを掲載している。コルクBooksでいつも読んでいる漫画家さん達の奥行きが初めて見ることができて、とても新鮮でした。


***


SNS時代において、マンガの形は変わっていく?


萬田編集長:ここからは、SNS時代におけるマンガのあり方や可能性について話をしていきたいと思います。


これからのマンガって、読者が「いいね」や「シェア」を通じて、そのマンガや漫画家を応援していく双方向な形になって、マンガとSNSは密接な関係になると思うんですね。SNSに精通しているお二人はこれからのマンガとSNSの関係について、どう思われますか?


たらればさん:まず思うのは、Twitterはコンテンツの紹介にものすごく向いているサービスなので、マンガや漫画家に興味を持つ入り口の機能として大きな役割を担ってきますよね。


萬田編集長:そうですよね。漫画家さんのTwitterアカウント運用は大事になってくると思います。


たらればさん:ただ一方で、シェアするコンテンツとしてのマンガは「今の形のままでいいのか?」と思うこともあります。コルクBooksのマンガも、1回の投稿で掲載できるマンガが最大8ページですが、これだと物語としては物足りないと思うことがありますし、短編で読むには多すぎると思うこともあって、バランスが難しいなぁ…と。


萬田編集長:僕は、スマホ時代においては、現状の最大8ページでいけると思っているんですよ。そして、それは中国のマンガ配信プラットフォーム『快看漫画』を見た時に、より確信しました。


たらればさん:中国のマンガプラットフォームですか!?


萬田編集長:そうなんです。この『快看漫画』は本当にスゴくて、アプリのダウンロードは1億ダウンロードを超えていて、1日にサービスを利用するユーザーの数が、なんと平均1,000万人を超えているんですよ!


シャープさん:すごい…! 桁が違う(笑)


萬田編集長:そして、ここには誰もが知っている日本の人気マンガも掲載されているんですが、実は全然読まれていなんです。ここで人気を誇っているのは、スマホで読みやすいように最適化された「縦読み・セリフ横書き」のマンガなんです。例えば、こんば感じのものです。


★事例として紹介された、『快看漫画』のマンガはコチラ(外部サイトへ)


たらればさん:なるほど、スマホの縦スクロールでも読みやすいですね。確かにスマホで読む人にとっては、このマンガの見せ方が最適解かもしれない。


萬田編集長:これを見ると、1回の投稿量が8ページくらいでも全然成り立つんですよね。スマホ時代において、マンガの形はこうなっていく必要があるんだろうなぁと思っていて、コルクBooksもスマホ時代にあわせた見せ方に最適化させていくことが大切だと思っているんですよね。


たらればさん:面白いですね。マンガを読むデバイスに合わせてマンガの形も変わっていくということかぁ。


***


マンガ広告の浸透に、大きな可能性あり!


萬田編集長:シャープさんは、これからのマンガとSNSの関係について、どう思われますか?


シャープさん:僕は以前マス広告の仕事をしていたせいで、「生活者に情報を届けることにおいて、パフォーマンスが一番高いメディアは何なのか?」ということを常に考えているんですが、広告としてもSNSとマンガの組み合わせは最強だと思っているんですよ。


萬田編集長:おぉ!


シャープさん:色々な人から「やっぱり広告は動画ですよ」という話を聞くんですが、僕のようにSNS側にずっといる人間から見ると、どう考えてもTwitterで大きく話題になる投稿って、マンガの投稿なんです。もちろん動画広告も優れた点や進歩はあるけど、人がまずそれを見ようという気になるメディアは、マンガには敵わないと思っています。


萬田編集長:マンガは情報量も豊富に入れられるし、短い時間で読めるから、時間あたりの情報摂取の密度が圧倒的に高いですよね。


シャープさん:そうなんですよ。なので、僕はWeb広告としてのマンガはすごく可能性があると思っています。そして、それを拡散させていくためにSNSを活用する。この組み合わせが最強なんじゃないかなぁ。つまらない動画広告をつくるくらいなら、マンガで広告をつくったほうが全然良いと思いますよ。家電メーカーの人間としては、取説だってマンガになったらいいとさえ思います。


萬田編集長:コルクBooksでも、広告制作を漫画家が請け負うという仕組みづくりは注力していこうと思っているんです。長期連載をもって億万長者になる道しか成功がないように思って苦しんでいる漫画家さんが多いので、そこから解放してあげられたらいいなぁと思うんです。


シャープさん:それは大事ですね漫画家さんの副業として、広告をマンガにする仕事が広がっていくと良いですよね。


***


コルクBooksからスターが現れる過程を見届けてほしい!


萬田編集長:最後に、お二人がマンガQやコルクBooksを応援してくれている理由について聞かせてください。


たらればさん:僕に関しては、何かに向けて頑張っている人を応援したいという気持ちがあるんですよ。


萬田編集長:なるほど。


たらればさん:そして、コルクBooksは切磋琢磨している漫画家の顔が見えやすいUIなので、応援したい人を見つけやすいんですよね。あとは、その人を追っかけやすい仕組みがう上手くできています。「この人の過去の作品を遡って見てみよう」とか、「次はどんなことを書くのか気になるのでフォローしよう」といった感じで。


萬田編集長:そうですね。応援したいと思える漫画家との出会いをつくるとか、漫画家を応援できる仕組みづくりというのは、コルクBooksですごく意識している部分ですね。


シャープさん:僕は、やっぱり広告を仕事して扱っているので、情報を伝えるという意味でのマンガの可能性をすごく感じていたんですよ。そこに「SNS時代の漫画家を育てる場所としてコルクBooksをつくった」という話を聞いて、すごく面白いと思ったんですよね。


萬田編集長:コルクBooksは『トキワ荘2.0』を目指してますからね(笑)


シャープさん:『トキワ荘2.0』って表現が良いですよね。それまで、マンガって一人でやるもんだと思っていたんですが、仲間と一緒に切磋琢磨する場所をつくることによって、上達の時間が短くなったり、表現を磨くことができる。トキワ荘が機能しだすのであれば、やっぱりその場所から誰かスターが現れるはずなんですよね。その過程を間近で見たいなぁという欲求が僕の中にあるんです。


たらればさん:すごく、わかります。「この先、どうなるかを見届けたい」という気持ちは僕も同じです。こんなに集中的に未完成な作品が見られる場所ってあんまりないですよ。この作品や漫画家たちが、これからどうなっていくのか、すごく興味が惹かれるんですよね。


萬田編集長:ありがとうございます。コルクBooksやマンガQは、ここから億万長者になれる漫画家を生み出すことを目標に掲げていますので、是非お二人にはスターが誕生する瞬間を見届けてほしいと思います。今日は、ありがとうございました!


・・・


以上、マンガQ創刊記念の特別対談をお届けしました。


「漫画家としての伸び代を見ることでワクワクする!」

「漫画家としての奥行きがみれて新鮮!」

「僕ら読者も、読み手として漫画家と一緒に成長していきたい!」


マンガQに対して、こんな愛あるコメントをいただいたシャープさんとたらればさん。


お二人が言うように、荒削りながらも渾身の作品が出揃ったマンガQ。

読んでみると、この中から、きっと共感できる作品に出会えるはずです!


そして、今ならマンガQを予約購入頂いた方に限り、コルクBooksのお題「#共感系雑誌マンガQ」に投稿頂ければ、次号以降のマンガQに必ず掲載させて頂きます(詳しくはコチラ)。


是非、あなたの作品もマンガQを通じて、世の中に届けていって欲しい!

なぜなら、コルクBooksは、これからの時代における大物漫画家たちを生み出す、現在のトキワ荘を目指しているのだから。



執筆・井手桂司


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